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逆転裁判4(CAPCOM)

今日は国立大学の前期試験です。
大変ですねー、とか言いません。みのりは殺人事件の被害者になりたくないので。

で、終わりましたよ、『逆転裁判4』。何を今更って突っ込みたくなりますが、やっぱりナルホド君が主人公じゃないと思うと、買ったはいいけどやる気が起きなかったんですよね。
でも、やってしまいました。ナルホド君が出なかろうと、やっぱり『逆転裁判』シリーズです。

逆転裁判4 NEW Best Price!2000逆転裁判4 NEW Best Price!2000
(2008/04/24)
Nintendo DS

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今、画像を貼ってびっくりしたんですがベストプライス版だと2100円で買えちゃうんですね。損か得かだけで考えても、この値段で買えるのなら十分お得なゲームです。ただ、当時の限定版の値段を考えるとちょっと高めな買い物でしたね。しかも、限定版に付いてきたあのヘッドフォン。買った方ならおわかりでしょう。ちなみに、みのりのは3日で使い物にならなくなりました。

まぁ、値段に関してはどうでもいいんです。大事なところは内容。これ単体としてみると、そこまで悪くないんじゃないかと思います。謎に関しても、結構巧く伏線を張り巡らせている感じでした。システム面も大幅に改良されています(甦る逆転と比べると大差ないですが)し、科学捜査という手法もなかなか楽しめました。

ただ、ちょっと残念なのは…んー。例えていうなら、Key作品の『リトルバスターズ!』みたいなイメージですかね。今までのゲームがあまりにも秀逸すぎて、新作も十分に面白いのにちょっと評価が厳しくなる…!ってところ。1~3があまりにも面白すぎたんですね。それに比べるとどうしてもちょっと劣ってしまうと思います。何がっていうと、ともかく他のレビューサイトさんが仰っているように『爽快感』が無いんですよ。こう『異議あり!』って叫んで胸が高鳴る感じが無い。特に、それが最終章で顕著。もしかしたら、その原因は冗長になった探偵パートにあるのかもしれません。法廷パートの方がオマケって感じなんですよね。
で、音楽に関しても絶対に本作から始める人にとってはいいな!って思えるはずです。ただ、前作からのフィルターがかかっているせいで「ここでこう盛り上がるぞ!」ってところで、別の旋律に入っちゃうときにどうしても違和感。特に、法廷での音楽。そして、前作ほどの高揚感がない。
と、なぜそんな否定的に捉えるかといえば、ひどく主観的な、だけれども決定的に不満な点があったからで。それは、真宵ちゃんが出てこない…。実際、今まで散々いろんなゲームやってきましたが、彼女ほどツボにはまったキャラはいなかったんですよ。あんなに魅力的なキャラは他にいないと思います。というか、まだ出会ったことありません。で、あまりに哀しかったので逆転裁判1の最終章だけもう1度今やっていたり。

珍しく酷評しましたが、前作までの作品レベルがあまりに高かったため、期待しすぎたというところでしょう。それに、そんなにつまらないゲームだったらそもそもレビューなんて書きません。単体として捉えれば、決して2100円で損するゲームではありません。ボリュームもなかなか。ちゃんと徹夜してやらせるだけの面白さのあるゲーム。最終章での伏線の回収の仕方も巧い。あ、こうやって決着するのか…と感心することしきり。Amazon的に☆をつけるとしたら、☆4つのゲームって感じでしょうか。ただ、やっぱり真宵ちゃんに会いたかったなぁ。。。
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G線上の魔王 プレイ日記その1

※Gネタバレを反転しています。


たったいま2章が終わりました。
るーすぼーいの『G線上の魔王』の前の作品である『車輪の国、向日葵の少女』が凄く良くできた叙述ミステリ(特に、璃々子さんは良かったですね。登場人物の独り言や感情は読者に向けての状況説明である、といった思いこみを利用したトリックには感動しました。しかもきちんとお姉さんがどういった存在かについても明記していましたし、「せかいから存在を認められない義務」の内容に関しても言及されていました。伏線の張り方も素晴らかったです)だったので、もう期待度いっぱいの『G線上の魔王』でした。『悠久の国、向日葵の少年少女』も良かったんですけど、意図的に向日葵のストーリーに重ね合わせたんでしょうね、ミステリとしてのおもしろさには少しかけました。ノベルとしては良かった。

さて、G線です。
もう当初から「さぁて、謎を解くぞー!」という気分で挑戦しました。
泣きゲーかどうかなんて全く意識していません。気分はそう、古戸エリカ。
というわけで、とりあえず謎解き部分にだけ注目。ストーリーに関しては全部クリアしたらまとめて書きます。
謎解きより早く謎が解けた場合を○、解けなかった場合を×、解けるはずのない謎だった場合は△で表記します。
△誰がカギを盗んだか?→いや、推理はできないでしょう。答案の穴ぼこも、解決パートでハルの口から明らかにされました。まぁ、つまりここは本格小説的な謎ではありません。ただ、伏線の張り方は申し分ない。
×暗号→薫が「かをる」であることの描写がここまでになされていないか2回読みました。でも、されてないです。なんか、ずるい。まぁ、負け惜しみです。解けなかったのは事実です。ずっと「かおる」だと思っていました。
○正しい道→そりゃ、誰だって解けますが…樹形図ってこういう時にも便利ですね。ただ、ハルさん、解くの早いです。頭が回るとかいうレベルじゃない。その意味では負けですが、でも一応頑張りました…5分ぐらいかけて。
○いつ中身が取られた?→「正しい道はどれか?」で即答しておきながら、ハルさん!これこそミステリでよくネタにされるトリックじゃないですか。よくある「郵便屋さんが犯人でした」に近いものですよね。

とりあえず「株券はいつ取られたか」が即答できただけで、満足なみのりです。でも、おそらく読者の8割近くは察しが付いてしまったのではと思います。車輪で散々騙されたので、ついつい敏感になってしまいます。

で、本質テーマの魔王。
まず思ったこと。
これは『シャドウ』か?『症例A』か?
どうも分裂症というか多重人格というかそっちの方向のトリックみたいです。
頭痛を境に、浅井くんと“魔王”が入れ替わる、そう思わせようとする描写が多岐に渡っています。
周りの登場人物も「浅井くんと犯人の声が」とか「浅井さんが魔王です」とか「・・・浅井君?」とかひたすらに浅井君と魔王を関連づけてきます。「浅井と名乗る京介」と一人称「魔王」の人物がそう述べる描写もあります。
ただ、オープニングにも「誰が魔王だ?」とある上に、るーすぼーいさんがそんな誰にでもわかる描写をして最後に「実は魔王は浅井君の別人格なんだぞー」なんてオチにするわけありません。といいますか、そんなオチだったらまた中古屋さんにまた足を向けなければなりません。
まぁ、十中八九浅井君は犯人ではないでしょう。だって、ミステリとして面白くない。怪しすぎる…こんなことをいうと、竜騎士さんの仰る「ミステリーだと最初にわかってしまうから、謎は解けてしまう。そんな保証はいりません」という発言を思い出してしまいます。
ということで、魔王の発言等に注目しっぱなしの2章まででした。3回くらい過去に戻って読み直してました。おかげで、10時間近くもかかっています。魔王の描写には大きく
①魔王本人の視点から状況を考察するもの
②「“魔王”は…」と引用符区切りで第三者の視点から状況を描くモノ
の2つがあります。時系列に関しては順番通り。だったら、後は人称トリックしかありません。
…ただ、花音が魔王の妹であることが魔王の口から明らかにされてしまいました。これが“嘘”である可能性も否めませんが、それでは推理になりません。よって、
①魔王は浅井京介の第2の人格であり、頭痛を境に入れ替わっている
②浅井京介以外に、京介という花音を妹に持つ人物がいる。
可能性が濃厚なのは②です。浅井京介と権三に対して養子と養父の関係ですし、花音は愛人の子です。だったら、他に京介という名前の、浅井という名を名乗りたくない子がいてもおかしくありません。想像にすぎませんが、権三の実の息子である“京介”が家を出て行き、それで新しく“京介”を養子に取った…というのはできすぎでしょうか?養子に取った理由も名前に意味があったとか…できすぎにも程がありますね。でも、“京介”という名前の兄が二人いるというのはきっとあってるはず。

一応ちょっと気になった点だけ。いつか伏線になるかなぁ。考え過ぎかな。
・花音が京介の買った鞄に「体操服」を入れている、と思わせる描写がなぜか二カ所ありました。
・相沢栄一がたくさんのペットを所持しているとする描写。特に、爬虫類を強調した点。
・マキちゃん・・・?

さて、やっぱりけっこう長いストーリーです。
これから3章に突入しますが…一区切りついたところで仕事とお風呂を方付けちゃいましょう。
それでは、いってきますー。

家族計画 絆箱(D.O.)

〔色々問題があるので「以下の文章はみのりの作ったフィクション」とでも一言断っておきましょう〕

読書録、最近更新していませんがきちんと文章は読んでいます。
そして、今日の5時にようやく読み終えたのが今回綴る『家族計画 絆箱(以下、家族計画)』。

数々の泣きゲー部門で不動の1位を保持し続ける本作が世に出たのが2001年(みのりの購入した『家族計画 絆箱(無印のリメイク的な位置にあるようです)』が出たのは2002年です)。それから約10年が立ち、検索エンジンで『家族計画』とサーチすれば、星の数ほどのレビューサイトがヒットします。そして、9割方はこのゲームをもうべた褒め。これはすごいぞ、と中古で買った『家族計画』をちょっとプレイしてみた次第です。

いやぁ…もうスゴイです。稚拙な表現で申し訳ないですが、スゴイとしか言いようがありません。
際だって突飛なギャクの連続。そして、垣間見えるのが豊富な語彙で語られる洗練された文章。
シリアスな部分にもコミカルな部分にも見事にマッチしたBGMの数々。
派手な特殊効果を用いず楽曲の素晴らしさを際だたせるムービー。
あらゆる点に置いて、他のゲームの追随を許さない、そんな作品です。

それでは、以下簡単に感想やら何やらを。

1.ストーリー及び登場人物
主人公・沢村司は、過去の苦い思い出から他人との深い関わり、特に家族といった概念を極端に拒む少年です。物語は至って単純。主人公・司となし崩し的に彼の元に集まった男女6人が、相互扶助を目的として“「疑似家族・高屋敷家」”を形成し、共同生活を営むといったものです。とはいっても、司も含めたこの男女6人はトラブルを抱えた人ばかり。元敏腕企業戦士で多額の借金を抱えた父・寛。自殺未遂を繰り返す結婚詐欺被害者、母・真純。口を開けば毒舌ばかりの元令嬢、長女・青葉。金銭至上主義の便利屋、次女・準。中国からの不法入国者、三女・春花。ホームレス少女、四女・茉莉。問題だらけの7人が営む疑似家族が行き着く先は…。

こんな感じでしょうか。これだけの奇人変人が集まるわけですから、疑似家族には問題が多発します。家族の絆が深まったと思ったら、楽しく団欒していると思ったら、親しげに食卓を囲っていると思ったら、ひょんなこと、本当に些細なことから家族には何度も亀裂が生じます。話自体は、主人公・司の視点を通した形で語られるんですが、そのたびに実にもどかしい気分になります。主人公は縺れた家族の糸を解す度に何度も自問自答します。人と深い付き合いを持つと別れたときにひどくショックを受けることになる。でも、それを恐れて関係を持たないでいることは果たして正しいことなのか…そういった意味で、この“家族計画”は“家族”の大切さを謳っている作品であることはもちろんのこと、主人公の成長物語的な側面も含んでいるのかもしれません。

2.感想(ネタバレ部は反転)
泣きゲー部門不動の1位、そして今なお話題に上るだけの感動を確かに味わえる作品です。また、その感動を起こすスイッチを、奇跡や魔法の生じないただただ人間関係だけに置いている点も評価に値します。感動とか純愛系のストーリーというと、言い方は悪いですがヒロインがひたすら悪い境遇の中に置かれたり、病気になったり、死んでしまったり…と言ってしまえば安易な“感動”の方向に向く話がゲーム、小説問わず少なくありません。そういったいわば“感動装置”を用いずにこれだけの感動を与えてくれるシナリオはかなり貴重なのではないでしょうか。プレイした後、必ず人恋しくなるゲームです。また、泣きゲー、泣きゲーと評されますがこれほどまでに笑える作品もありません。寛のギャグのキレも、各キャラのボケ、つっこみも。本当に良いテンポで運ばれていきます。
個人的に気に入ったシナリオとしては、準と青葉でしょうか。感動という観点では準がトップでした。特に最後に彼女が口にするオムライスは忘れようにも忘れられない方も多いことでしょう。青葉シナリオの評価ポイントは、伏線の張り方です。伏線の張り方が巧いシナリオは、そのシナリオを終えた後に、耗1周することで更に楽しむことができるのも良い点です。

と、ご多分にもれず散々褒めちぎりましたが、マイナス点を1つだけ。寛その他のギャグは上で書いたようにこの作品の大きなプラス点にもなっているんですが、同時にマイナス点であることも否めません。まず、オープニングが始まるまでのプロローグ。寛含めどのキャラも全力で己の個性を見せつけてきます。正直、引いてしまうレベルです。暫くすると完全に慣れてしまい、むしろそれが楽しみで仕方なくなってくるんですが…おそらく、オープニングムービーに達するまでにギブアップしてしまう人もいたりするのではないかと。あと、あまり倫理的によろしくないギャクがちらほら散見されます。

と、最後に暗い話を1つ持ってきましたが、間違いなく『家族計画』は素晴らしい作品ですし、老若男女問わず誰もが楽しめる点においても秀逸です。人間関係を緻密に描いたこの作品から得られる物は大きいと思います。本当の意味で“生きる”とはどういうことか。どうか確かめてみてください。

うみねこのなく頃に episode6(竜騎士07)

※今回から、HTMLタグを利用して編集してみようと思います。これで、ネタバレも伏せ字でおっけーになるかな?とりあえず、みのりの使ってるブラウザではどれも反映されていたので暫くタグを用いて編集してみたいと思います。


またまた暫く更新をサボってしまいました。
言い訳すると、パソコンは毎日使ってはいるんですが、買ったばかりのおっきいパソコンの方はまだネットまわりの設定をしてないんですよ。他の作業で忙しくて。

その1つが、今回感想を書く「うみねこのなく頃に episode6」です。

この作品はこういったいわゆる“PCゲーム”も“ミステリ”も大好きなみのりにとってたまらない作品なわけですが。(注:以下の感想は本当に感想です。特に、考察的なものではありませんので中身が薄くてもご容赦下さい)


まず、ブログに書くにあたり、ジャンルの分類で非常に悩みました。
07th Expansionの手がけるサウンドノベルの特徴は選択肢がないことです。当時から、「ひぐらしのなく頃に」はゲームか否か、という議論がネット上ではかわされていました。ひぐらしのなく頃にでも、唯一「カケラ紡ぎ」がゲーム性を備えていましたが、あれを根拠に「ひぐらしのなく頃に」をゲームとするのは難しいのでは、というのがみのりの見解です(選べない選択肢みたいのもありましたけど)。というわけで、みのり自身は“ひぐらし”も”うみねこ”も一種の「本」と捉えています(実際に書籍化された“なく頃に”は当然本です。ここで話題にしているのは原作の状態をどう分類するかです)。まぁ、そうはいっても、まだまだ“ライトノベルは絵のないマンガ”“エロゲやってる奴は犯罪者予備”なんて揶揄されるのが常ですから、とりあえず“ゲーム”として分類します。

ようやくですが、感想に入ってみましょう。詳しい考察等は、「うみねこのなく頃に wiki」等に素晴らしい考察がたくさんあるのでそちらに譲るとして外観的に。

○今までの流れからepisode1~4をひぐらしの出題編、episode5以降を解答編と捉えることができると思います。今回episode6をやり終えた感想からしても、おそらくepisode8まで話を続けていくのではないでしょうか。今回もやはり、episode1~episode4までの密室トリックの解決がなく、はぐらかされた感じがしますが、よくよく考えれば「ひぐらし」シリーズにおいても本格的な枠組みが初めて示されのが皆殺し編、そして各キャラの生い立ちに関しては祭囃し編で示されました。今回も同じような構成になっているとすれば、episode6はまだまだ罪滅し編。皮肉にも、ちょうど“やはり、これはミステリーではなかった”と何人かが見限った作品にあたる部分です。実際、今回の最後で、密室トリック等々について次回から解答が述べられるというようなことが示唆されていますので、episode7の中で語られる真実を楽しみに待つとしましょう。

○「うみねこのなく頃に」はミステリーかファンタジーか。みのり個人の見解としてはミステリーに属する作品であると思います。ひぐらしのなく頃にもミステリーの一種だと思っています。このブログでは、厳密にミステリーとミステリを使い分けているつもりですが、「ひぐらしのなく頃に」をなぜミステリーと分類しているかといえば、解答編で明かされる「ルールX,ルールY,ルールZ」によって矛盾することなく物語が組まれている点です。確かに、このルールは類推できるものではありませんでしたが、この3ルールによって物語を裏側から合理的に説明することが確かに可能になっており、合理的解決が図られていることは言うまでもありません。最近読書録で綴った『向日葵の咲かない夏』に近い印象を当時は受けたように思います。『向日葵~』も2度目に読むと、如何に物語が矛盾無く精密に組み立てられていたことがわかる作品でしたが、ひぐらしも同様です。設定的にはどちらかといえば、SFよりではありましたが、ミステリということはできなくても、ミステリーの範疇に含めることに問題はないでしょう。

○そこで今回の「うみねこ」ですが、本作ではひたすら「ノックスの十戒」が意識して用いられています(使われ始めていた頃から気になっていたのですが、ノックス第5条は永遠に伏せたまま話を進めていくんでしょうかね。中国を初めとしたアジア各国でも翻訳された「ひぐらし」が流行っているのをたくさん耳にしましたし、一見人種差別のように聞こえてもおかしくない第5条をどう扱うか気になるところです)。「ひぐらし」同様、本作でも重要視されるのは、世界を構成するルールX~Zに類似した法則を発見することにあるのでしょう(そもそも、ベアトリーチェ自体がルールの具現化なくらいです)。加えて言えば、おまけ冊子の方にそれを匂わせる記述が含まれています

追記:申し訳ありません。みのりの確認不足でした。ノックス第5条は確かに意図的に抜かれてはいますが、人種差別等が一番の考慮事項でなっていないことは考えれば明白です。ノックスに関してはあるEPのTIPS内に記載されていますが、そこでも第5条は抜かれています。ノックス第5条というのは、「中国人を登場してはならない」と言った内容のもので、当初のヨーロッパにおける人種意識から生じたものでした。ここでいう中国人とは、中国人そのものを指す用語ではなく、超越的な能力を持つものを指しています。よく考えれば、この第5条を適用してしまえば、魔女という超越者の登場をノックスによりそのまま封じてしまうわけですから、ちょっと困ったことになります。ノックスが成立すればミステリー、という立場に立つとなると適用できなければファンタジー、適用できればミステリーとなるわけで。ノックス適用を宣言してしまうか否かで「推理は可能か、不可能か」の淵を彷徨うという醍醐味が失われてしまうわけです。また、ノックスに関連しもう1つ原文とは異なる表現が使われている部分があったりします。以上、追記でした。

○竜騎士さん、昔のインタビューでは本はあまり読まないと仰っていましたが、それは戦人的な意味合いだったんでしょう。前回ほどではないにしても、けっこうミステリネタがいっぱいでてきてますよね。「リトルバスターズ!」の西園さんのシーンでも米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』とか、綾辻行人だったり、有栖川有栖だったり…と実名は出ないながらも、バンバン出てくることに興奮していたみのりでしたが、竜騎士さんは実名入りでなかなか詳しいところまでお話ししています。

○そこで、episode6ですが、本作では物語の枠組みがより大きな枠組み(数学の包含関係的なイメージ)でくるまれることとなりました。みのり自身、頭の中で混乱しているのですが、八城十八や、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ(まぁ、角からもわかりますけど、名前からも…ついに羽入も出てきましたね)、そしてゲームの舞台を眺める上層世界として魔女側世界の1つ下位に存在するゼパルとフルフルの試練の世界…書いててぐちゃぐちゃになってきました。そういえば、今回は魔女の正体に関して、姉ベアトリーチェと妹ベアトリーチェを登場させ、その相違点を探ることで具体的な内容が検証されました。今まで悪食島と魔女幻想がちゃんぽんになっていたことへのヒントがこれで明かされたことになります。

何だか長くなってしまいました。こうして感想まがいのものを書いてみると、如何に自分が斜め読みしているかということと、如何に考察を繰り広げている読者の方がすごいかということがわかります。そして何より、こんな物語を作れる竜騎士さんがすごいです。みのりが何となく、これわかる!みたいになったのは、時々入る子供騙し(例えば第5話の夏妃さんが「秋」のカードを発見するシーン)くらいです。

さて。とりあえず、うみねこは面白いです。そして、音楽担当陣が豪華すぎます。ヴォーカル陣もすごい豪華です。前回のENDINGなんて片霧烈火でした。ともかく、やってみても損はないゲーム。第1話は公式ページから無料でダウンロードできるので、まだ未プレイの方は是非プレイしてみるといいと思います。
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プロフィール

柚木みのり

Author:柚木みのり
趣味:女装・読書(国内推理小説)
サークル:大学ではミス研。趣味では同人サークル「きゅうり定数」の主宰です。女装や制服の評論本・研究本を出してます。

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