スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うみねこのなく頃に episode6(竜騎士07)

※今回から、HTMLタグを利用して編集してみようと思います。これで、ネタバレも伏せ字でおっけーになるかな?とりあえず、みのりの使ってるブラウザではどれも反映されていたので暫くタグを用いて編集してみたいと思います。


またまた暫く更新をサボってしまいました。
言い訳すると、パソコンは毎日使ってはいるんですが、買ったばかりのおっきいパソコンの方はまだネットまわりの設定をしてないんですよ。他の作業で忙しくて。

その1つが、今回感想を書く「うみねこのなく頃に episode6」です。

この作品はこういったいわゆる“PCゲーム”も“ミステリ”も大好きなみのりにとってたまらない作品なわけですが。(注:以下の感想は本当に感想です。特に、考察的なものではありませんので中身が薄くてもご容赦下さい)


まず、ブログに書くにあたり、ジャンルの分類で非常に悩みました。
07th Expansionの手がけるサウンドノベルの特徴は選択肢がないことです。当時から、「ひぐらしのなく頃に」はゲームか否か、という議論がネット上ではかわされていました。ひぐらしのなく頃にでも、唯一「カケラ紡ぎ」がゲーム性を備えていましたが、あれを根拠に「ひぐらしのなく頃に」をゲームとするのは難しいのでは、というのがみのりの見解です(選べない選択肢みたいのもありましたけど)。というわけで、みのり自身は“ひぐらし”も”うみねこ”も一種の「本」と捉えています(実際に書籍化された“なく頃に”は当然本です。ここで話題にしているのは原作の状態をどう分類するかです)。まぁ、そうはいっても、まだまだ“ライトノベルは絵のないマンガ”“エロゲやってる奴は犯罪者予備”なんて揶揄されるのが常ですから、とりあえず“ゲーム”として分類します。

ようやくですが、感想に入ってみましょう。詳しい考察等は、「うみねこのなく頃に wiki」等に素晴らしい考察がたくさんあるのでそちらに譲るとして外観的に。

○今までの流れからepisode1~4をひぐらしの出題編、episode5以降を解答編と捉えることができると思います。今回episode6をやり終えた感想からしても、おそらくepisode8まで話を続けていくのではないでしょうか。今回もやはり、episode1~episode4までの密室トリックの解決がなく、はぐらかされた感じがしますが、よくよく考えれば「ひぐらし」シリーズにおいても本格的な枠組みが初めて示されのが皆殺し編、そして各キャラの生い立ちに関しては祭囃し編で示されました。今回も同じような構成になっているとすれば、episode6はまだまだ罪滅し編。皮肉にも、ちょうど“やはり、これはミステリーではなかった”と何人かが見限った作品にあたる部分です。実際、今回の最後で、密室トリック等々について次回から解答が述べられるというようなことが示唆されていますので、episode7の中で語られる真実を楽しみに待つとしましょう。

○「うみねこのなく頃に」はミステリーかファンタジーか。みのり個人の見解としてはミステリーに属する作品であると思います。ひぐらしのなく頃にもミステリーの一種だと思っています。このブログでは、厳密にミステリーとミステリを使い分けているつもりですが、「ひぐらしのなく頃に」をなぜミステリーと分類しているかといえば、解答編で明かされる「ルールX,ルールY,ルールZ」によって矛盾することなく物語が組まれている点です。確かに、このルールは類推できるものではありませんでしたが、この3ルールによって物語を裏側から合理的に説明することが確かに可能になっており、合理的解決が図られていることは言うまでもありません。最近読書録で綴った『向日葵の咲かない夏』に近い印象を当時は受けたように思います。『向日葵~』も2度目に読むと、如何に物語が矛盾無く精密に組み立てられていたことがわかる作品でしたが、ひぐらしも同様です。設定的にはどちらかといえば、SFよりではありましたが、ミステリということはできなくても、ミステリーの範疇に含めることに問題はないでしょう。

○そこで今回の「うみねこ」ですが、本作ではひたすら「ノックスの十戒」が意識して用いられています(使われ始めていた頃から気になっていたのですが、ノックス第5条は永遠に伏せたまま話を進めていくんでしょうかね。中国を初めとしたアジア各国でも翻訳された「ひぐらし」が流行っているのをたくさん耳にしましたし、一見人種差別のように聞こえてもおかしくない第5条をどう扱うか気になるところです)。「ひぐらし」同様、本作でも重要視されるのは、世界を構成するルールX~Zに類似した法則を発見することにあるのでしょう(そもそも、ベアトリーチェ自体がルールの具現化なくらいです)。加えて言えば、おまけ冊子の方にそれを匂わせる記述が含まれています

追記:申し訳ありません。みのりの確認不足でした。ノックス第5条は確かに意図的に抜かれてはいますが、人種差別等が一番の考慮事項でなっていないことは考えれば明白です。ノックスに関してはあるEPのTIPS内に記載されていますが、そこでも第5条は抜かれています。ノックス第5条というのは、「中国人を登場してはならない」と言った内容のもので、当初のヨーロッパにおける人種意識から生じたものでした。ここでいう中国人とは、中国人そのものを指す用語ではなく、超越的な能力を持つものを指しています。よく考えれば、この第5条を適用してしまえば、魔女という超越者の登場をノックスによりそのまま封じてしまうわけですから、ちょっと困ったことになります。ノックスが成立すればミステリー、という立場に立つとなると適用できなければファンタジー、適用できればミステリーとなるわけで。ノックス適用を宣言してしまうか否かで「推理は可能か、不可能か」の淵を彷徨うという醍醐味が失われてしまうわけです。また、ノックスに関連しもう1つ原文とは異なる表現が使われている部分があったりします。以上、追記でした。

○竜騎士さん、昔のインタビューでは本はあまり読まないと仰っていましたが、それは戦人的な意味合いだったんでしょう。前回ほどではないにしても、けっこうミステリネタがいっぱいでてきてますよね。「リトルバスターズ!」の西園さんのシーンでも米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』とか、綾辻行人だったり、有栖川有栖だったり…と実名は出ないながらも、バンバン出てくることに興奮していたみのりでしたが、竜騎士さんは実名入りでなかなか詳しいところまでお話ししています。

○そこで、episode6ですが、本作では物語の枠組みがより大きな枠組み(数学の包含関係的なイメージ)でくるまれることとなりました。みのり自身、頭の中で混乱しているのですが、八城十八や、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ(まぁ、角からもわかりますけど、名前からも…ついに羽入も出てきましたね)、そしてゲームの舞台を眺める上層世界として魔女側世界の1つ下位に存在するゼパルとフルフルの試練の世界…書いててぐちゃぐちゃになってきました。そういえば、今回は魔女の正体に関して、姉ベアトリーチェと妹ベアトリーチェを登場させ、その相違点を探ることで具体的な内容が検証されました。今まで悪食島と魔女幻想がちゃんぽんになっていたことへのヒントがこれで明かされたことになります。

何だか長くなってしまいました。こうして感想まがいのものを書いてみると、如何に自分が斜め読みしているかということと、如何に考察を繰り広げている読者の方がすごいかということがわかります。そして何より、こんな物語を作れる竜騎士さんがすごいです。みのりが何となく、これわかる!みたいになったのは、時々入る子供騙し(例えば第5話の夏妃さんが「秋」のカードを発見するシーン)くらいです。

さて。とりあえず、うみねこは面白いです。そして、音楽担当陣が豪華すぎます。ヴォーカル陣もすごい豪華です。前回のENDINGなんて片霧烈火でした。ともかく、やってみても損はないゲーム。第1話は公式ページから無料でダウンロードできるので、まだ未プレイの方は是非プレイしてみるといいと思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
プロフィール

柚木みのり

Author:柚木みのり
趣味:女装・読書(国内推理小説)
サークル:大学ではミス研。趣味では同人サークル「きゅうり定数」の主宰です。女装や制服の評論本・研究本を出してます。

Twitter
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
ユーザータグ

秋葉原電気外祭り minori eden 

読書メーター
minori_yukiの最近読んだ本
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。