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G線上の魔王 プレイ日記その1

※Gネタバレを反転しています。


たったいま2章が終わりました。
るーすぼーいの『G線上の魔王』の前の作品である『車輪の国、向日葵の少女』が凄く良くできた叙述ミステリ(特に、璃々子さんは良かったですね。登場人物の独り言や感情は読者に向けての状況説明である、といった思いこみを利用したトリックには感動しました。しかもきちんとお姉さんがどういった存在かについても明記していましたし、「せかいから存在を認められない義務」の内容に関しても言及されていました。伏線の張り方も素晴らかったです)だったので、もう期待度いっぱいの『G線上の魔王』でした。『悠久の国、向日葵の少年少女』も良かったんですけど、意図的に向日葵のストーリーに重ね合わせたんでしょうね、ミステリとしてのおもしろさには少しかけました。ノベルとしては良かった。

さて、G線です。
もう当初から「さぁて、謎を解くぞー!」という気分で挑戦しました。
泣きゲーかどうかなんて全く意識していません。気分はそう、古戸エリカ。
というわけで、とりあえず謎解き部分にだけ注目。ストーリーに関しては全部クリアしたらまとめて書きます。
謎解きより早く謎が解けた場合を○、解けなかった場合を×、解けるはずのない謎だった場合は△で表記します。
△誰がカギを盗んだか?→いや、推理はできないでしょう。答案の穴ぼこも、解決パートでハルの口から明らかにされました。まぁ、つまりここは本格小説的な謎ではありません。ただ、伏線の張り方は申し分ない。
×暗号→薫が「かをる」であることの描写がここまでになされていないか2回読みました。でも、されてないです。なんか、ずるい。まぁ、負け惜しみです。解けなかったのは事実です。ずっと「かおる」だと思っていました。
○正しい道→そりゃ、誰だって解けますが…樹形図ってこういう時にも便利ですね。ただ、ハルさん、解くの早いです。頭が回るとかいうレベルじゃない。その意味では負けですが、でも一応頑張りました…5分ぐらいかけて。
○いつ中身が取られた?→「正しい道はどれか?」で即答しておきながら、ハルさん!これこそミステリでよくネタにされるトリックじゃないですか。よくある「郵便屋さんが犯人でした」に近いものですよね。

とりあえず「株券はいつ取られたか」が即答できただけで、満足なみのりです。でも、おそらく読者の8割近くは察しが付いてしまったのではと思います。車輪で散々騙されたので、ついつい敏感になってしまいます。

で、本質テーマの魔王。
まず思ったこと。
これは『シャドウ』か?『症例A』か?
どうも分裂症というか多重人格というかそっちの方向のトリックみたいです。
頭痛を境に、浅井くんと“魔王”が入れ替わる、そう思わせようとする描写が多岐に渡っています。
周りの登場人物も「浅井くんと犯人の声が」とか「浅井さんが魔王です」とか「・・・浅井君?」とかひたすらに浅井君と魔王を関連づけてきます。「浅井と名乗る京介」と一人称「魔王」の人物がそう述べる描写もあります。
ただ、オープニングにも「誰が魔王だ?」とある上に、るーすぼーいさんがそんな誰にでもわかる描写をして最後に「実は魔王は浅井君の別人格なんだぞー」なんてオチにするわけありません。といいますか、そんなオチだったらまた中古屋さんにまた足を向けなければなりません。
まぁ、十中八九浅井君は犯人ではないでしょう。だって、ミステリとして面白くない。怪しすぎる…こんなことをいうと、竜騎士さんの仰る「ミステリーだと最初にわかってしまうから、謎は解けてしまう。そんな保証はいりません」という発言を思い出してしまいます。
ということで、魔王の発言等に注目しっぱなしの2章まででした。3回くらい過去に戻って読み直してました。おかげで、10時間近くもかかっています。魔王の描写には大きく
①魔王本人の視点から状況を考察するもの
②「“魔王”は…」と引用符区切りで第三者の視点から状況を描くモノ
の2つがあります。時系列に関しては順番通り。だったら、後は人称トリックしかありません。
…ただ、花音が魔王の妹であることが魔王の口から明らかにされてしまいました。これが“嘘”である可能性も否めませんが、それでは推理になりません。よって、
①魔王は浅井京介の第2の人格であり、頭痛を境に入れ替わっている
②浅井京介以外に、京介という花音を妹に持つ人物がいる。
可能性が濃厚なのは②です。浅井京介と権三に対して養子と養父の関係ですし、花音は愛人の子です。だったら、他に京介という名前の、浅井という名を名乗りたくない子がいてもおかしくありません。想像にすぎませんが、権三の実の息子である“京介”が家を出て行き、それで新しく“京介”を養子に取った…というのはできすぎでしょうか?養子に取った理由も名前に意味があったとか…できすぎにも程がありますね。でも、“京介”という名前の兄が二人いるというのはきっとあってるはず。

一応ちょっと気になった点だけ。いつか伏線になるかなぁ。考え過ぎかな。
・花音が京介の買った鞄に「体操服」を入れている、と思わせる描写がなぜか二カ所ありました。
・相沢栄一がたくさんのペットを所持しているとする描写。特に、爬虫類を強調した点。
・マキちゃん・・・?

さて、やっぱりけっこう長いストーリーです。
これから3章に突入しますが…一区切りついたところで仕事とお風呂を方付けちゃいましょう。
それでは、いってきますー。
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柚木みのり

Author:柚木みのり
趣味:女装・読書(国内推理小説)
サークル:大学ではミス研。趣味では同人サークル「きゅうり定数」の主宰です。女装や制服の評論本・研究本を出してます。

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