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【読書録 2010年7月】


今後の読書録は月ごとに一つの記事にまとめ、読了次第、記事を更新し続けていく形を取りたいと思います。

※Twitterの投稿から引っ張っています。よって、殆どは160字以内だったりします。そして、文章も断片をつなぎ合わせただけなので、結構支離滅裂です。そのうち、なおしますのでご容赦下さい。



□スイス時計の謎

スイス時計の謎 (講談社文庫)スイス時計の謎 (講談社文庫)
(2006/05/16)
有栖川 有栖

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有栖川と言えば、学生シリーズは全作読んでいるけれど作家は殆ど読んでいなかった。その中で、一番の名作と呼ばれているらしい本作。すっきり度ではYだけど、表題作は読了後に紙に流れを書いてみると感嘆。ミステリーズに出したのが同系統トリックだっただけにコレは巧い…と唸ってしまう。

□水没ピアノ

水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪 (講談社文庫)水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪 (講談社文庫)
(2008/04/15)
佐藤 友哉

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時間があるからといって真っ昼間に読むものではない/話全体がこうやって連関するとは思わなかった/ともかく暗くて、救いようがない話/だいたい4時間で読了。文章は読みやすくぐいぐい読める。

□どんどん橋、落ちた

どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス)どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス)
(2001/11/06)
綾辻 行人

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今日まで、正確には中学生までの間にこの作品を読んでしまうことがなく本当に幸せだった。いろんな意味で。例のあの本、また読み返さないとね / ガチガチロジックで、最後に論理詰めする感じが最高に痛快 / いやぁ、そう考えるとみのりの大好きなミステリ作家さんX(ネタバレに最大限の考慮を示して伏せ字)の読書量はやっぱり凄いと思う。今し方、今回の「どんどん橋、落ちた」とX先生のある本の名称でググってみたら結構な数のブログが出てくるものだった。

□天帝のはしたなき果実

天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)
(2007/01/12)
古野 まほろ

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『匣失』読んで奇書っぽい本だった。/前半は読みづらかったけど、後半の探偵部分は一気に/オチびっくり/歴史が苦手で哲学が好きなので、モロ文系の衒学部分が楽しくもあり辛くもあり。『匣失』は理系ネタ多かったし。/

□イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)
(2004/03)
乾 くるみ

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最後まで読んで5分ほどぽかーんとしてから、じわじわ気付くこの感触! これはもう、次の英語を自主休講して再読せざるを得ない気分。あぁ、授業に出るべきか再読に費やすべきか悩む。価値があるのは間違いなく後者。しっかし、見事にやられた。読み終わってから、暫く気付かないくらい。ただの恋愛小説かと思いきや大間違いって感じですね。とりあえず、ネタバレしたら最悪なので一次感想はこれくらいで。急いでイニシエーション・ラブの解説をネットから引っ張ってきた。英語の時間はこれと単行本で有意義に過ごす。

□姑獲鳥の夏

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
(1998/09/14)
京極 夏彦

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衝撃の一言/前半の衒学的部分が全て無駄なく解決に通じていく様は圧巻/倫理習ってて良かった/何より壮大。種明かしも些末なモノじゃなく、時間軸を組み込んだものでページを捲るたびに驚かされた/魍魎の匣読むしかないね。

□ふたりの距離の概算

ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
(2010/06/26)
米澤 穂信

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映画のトリック、文化祭での消失……といった舞台装置もなくまさしく「日常の謎」/連載の長編らしい感じで、1話完結「日常」が各話に組み込まれてる/それでも、ちゃんと細かい伏線はそれぞれに張り巡らせてある/最後まで読んですとんと落ちる題名。ふたりの距離の概算、か。ふーむ。/とにもかくにも、「米澤穂信はここから始まる!」と帯に宣伝が書いてあるんですが、「日常の謎」と「青春」という観点からみれば過去作で一番それが顕著になった作品ではないかと。あ、青春単体だと「ボトルネック」かな。で、今回は高校生の「心情」をテーマにしたホワイダニットっぽい内容。であるので、今までと異なってトリック(?)はすとん、という感じではなかったけれど、読後にいろいろと考えさせられる終わり方。昨日読み終えた『姑獲鳥の夏』に続き、読後感が爽やかじゃないものが続いている。最近、サッパリした終わり方した小説は…イニシエーション・ラブか。

□肉食屋敷

肉食屋敷 (角川ホラー文庫)肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
(2000/09)
小林 泰三

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覚えてなかったけれど、4作中2作は既に立ち読みしてたっぽい。オチ覚えてた/『玩具修理者』と『攫われて』で思い知っていたけれど、この気持ち悪い描写はさすが/何となく他2作も出オチ感はあったけど、ハラハラできたので○


□魍魎の匣

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
(1999/09/14)
京極 夏彦

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『魍魎の匣』読了!いやぁ、1080pですよ。もうもの凄い達成感ですよ。今日1日で10時間以上をこの本に費やしましたよ。余すところ無く張り巡らされる伏線で満載の1080p.あらゆる細かい描写が最後の解決パートで繋がっていく様は前作をも超える / でも、前作を読んでるときっとこんなところに落ち着くんだろう、って読みが多少できてしまうので残念。 哲学部分は前にも増して好みの分野。だけど、今回は本筋とは余り関係なかった、悪く言えば知識披露に近い感じも多少する/「探偵は人を不幸にする」とか「探偵が謎を暴くといいことない」ってのを最も痛感させられる探偵、京極堂。しっかし、すごいな。実は、『『魍魎の匣』はアニメを1話だけ見ていたのだけれど、絶対最初は本で読んだ方がいい。でも、その唯一見たアニメ1話を思い返すと、なかなか原作の雰囲気を大切にしていたように思う。ただ、やっぱり個人的には『姑獲鳥の夏』の方が好きかなぁ。とはいっても、先に『魍魎の匣』を読んでいたらこっちの方が好きだったに違いない。んー、初読の衝撃って奴ですね。こんなこと言ったらどちらのファンにも失礼かもしれないが京極作品の衝撃って『ひぐらしのなく頃に』に似ているんですよね。勿論、両者とも良い意味で。最後にぶぁっとバラバラのピースが填っていく感じが何とも。とにもかくにも、時間にして10時間、値段にして1000円以上かけるに十分値する名作でした。おわり。

□ラッシュライフ

ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)
(2005/04)
伊坂 幸太郎

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まず第一感想。ゲームにしろ、小説にしろ、物語を読めば読むほど新鮮さって薄れていくってことを痛感しました。本の裏の紹介(正式名称では何て言うんでしょうね?)を見てわかるけど、やはり群像劇。そして、群像劇といえば僕の大好きなゲームブランドminoriです。読んで数秒もたたないうちに、頭の中にはBSFの音楽が流れて続けてしまいました。伊坂作品はこれで3作目。一時創元のミステリ・フロンティアを読みまくってた時があって、その流れで『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。これは本当衝撃的だった。その次に読んだ『重力ピエロ』はあまり好みではなかったけれど、今回はこのちょうど中間くらい。最近、叙述モノにおけるどんでん返しや京極作品みたいなダイナミックな伏線回収モノばっかり続けて読み過ぎていたせいかもしれない。とりあえず言えるのは、やっぱり伊坂さんの作品はともかくキャラクターが立つイメージがある。こう脳内に役者っていうか姿が浮かぶ。ともかく頭にBSFと428がちらつきまくってしまったのが残念。ただ、文章も読みやすいし、読んでいてくすりと笑える部分も多々あり、なかなか楽しめた1冊でした。

□探偵小説のためのエチュード 「水剋火」

探偵小説のためのエチュード 「水剋火」 (講談社ノベルス)探偵小説のためのエチュード 「水剋火」 (講談社ノベルス)
(2008/04/08)
古野 まほろ

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まず第一感想。 なんだよ、古野まほろさん面白いじゃねぇか。前半は読みづらさに時間かかったが、後半はもう紙とペンを持たずにはいられなくなる理詰め続き。良いですねー。んー、書きにくいな。とりあえず、最後の理詰めは最強。いわゆる「読者への挑戦」の後、結構ページ捲るのをやめて考えたのだけれどここまで細かい伏線が張ってあったのかと。「~も可能じゃね?」ってのがバッサバッサ切られていくのは爽快でした。読んでて、ここ明らかにアレだな、でオチにコレとさっきのアレ持ってくるだろうなって 思えたのがあの事件のトリックと伏線。これは拾えたし、当たった。でも、それだけだった。嬉しいが、悔しい。ともかく、前半が読みづらい…ツラい…って思いは後半でぶっ飛んだ。総じて見れば予想外に面白かった本。しかし、京極さんに近い方面の衒学知識が多いんだけど、やっぱり衒学部分がツラい。衒学が根幹に関わるっていうかその部分は雰囲気作りのため?にあるのかな。中編っぽい長さだけれど、衒学部分を除き事件だけ見れば小編的で、探偵パートの記述やちょっとした会話が全て伏線に繋がる。 そして、あーなるほど、なタイトル。すっきり落ちて、幸せだった。個人的に、一番好きなキャラは外田さんでした。

□神様ゲーム

神様ゲーム (ミステリーランド)神様ゲーム (ミステリーランド)
(2005/07/07)
麻耶 雄嵩

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いやぁ……子供向けでもないし、真っ昼間に読むものでもない、そんな「少年少女のための」ミステリーランドですね。オチまで含めて味わい甲斐のある作品。子供心に初めて読んだらズタズタにされそうだけど、過去何度か同パターンを読んでいたので、そこまでショックを受けなかった。でも、見事にひっくり返された。とりあえずオチの意味は自分なりに決着つけたけど、合ってるのか微妙。ネットで考察探すことにする。ミステリーランドは「乙一」と「はやみねかおる」しか読んでなかったから3作目。子供向けを考慮していたような前2作と異なり、もの凄いオチが用意された本でした。

□探偵小説のためのヴァリエイション 「土剋水」

探偵小説のためのヴァリエイション 「土剋水」 (講談社ノベルス)探偵小説のためのヴァリエイション 「土剋水」 (講談社ノベルス)
(2008/07/08)
古野 まほろ

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いやぁ…正直これだけツイッター上で話題になったり、熱心に先輩方がオススメして下さる理由がピンと来ていなかったんですが、これは凄い。衝撃的って意味では、『姑獲鳥の夏』に通じるくらい自分の中では衝撃的。もう読みづらさは慣れた。純粋に面白い。ただ……みのり、少子好きなんですよ。高校時代古典でやってから、現代語訳本買ったりして読んでたんです。いつか邪教徒の末席に加わらせて頂く日が来るやもしれません……。

□狂骨の夢

文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
(2000/09/05)
京極 夏彦

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いつもに増して衒学部分の多かった本だったので「今回は達成感だけが残ったり…」と一瞬不安に思ったけれどそこはさすが京極堂シリーズ。とにかく面白かった。オチのアレだけはかなり初期で見抜けてたけど、それだけじゃ全然眞相に至らない。まさに圧巻。それにしても、京極辞書を入れてしまったら変換があちこち物凄いことに。レポート書くときに気をつけないとやたら寛爾ばかりの文章になりそうだw

□すべてがFになる

すベてがFになる (講談社文庫)すベてがFになる (講談社文庫)
(1998/12/11)
森 博嗣

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再読終了。再読といっても、読んだのは6~7年前だったのでオチだけ覚えている感じで殆ど初読に近かった。しかし、知識が入った後で読み返すと本当に面白い。文体も覚えていた以上に読みやすいのでこの調子なら今日中に冷たい密室も読めそう。で、意味のわからなかった部分をネットでググったら、あぁなるほどと合点がいった。いやぁ、面白かった。厚さの割にサバサバ読める点も良い。




【映画】
□シックス・センス
□パーフェクト・ブルー
□パラノーマル・アクティビティ
□パプリカ
□攻殻機動隊
□AKIRA
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柚木みのり

Author:柚木みのり
趣味:女装・読書(国内推理小説)
サークル:大学ではミス研。趣味では同人サークル「きゅうり定数」の主宰です。女装や制服の評論本・研究本を出してます。

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