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【読書録2010年8月】

※Twitterの引用です。

□冷たい密室と博士たち

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
(1999/03/12)
森 博嗣

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正直『F』ほどの衝撃は受けなかったけれど、最後の論理攻めは全部すとん、と落ちる形で良かった。UNIXがどうとか、rootがどうって描写を読むと、情報学群で良かったな、と思う。それにしても、犀川先生格好いいね。「数学って将来何の役に立つんですか?」に対する答えとか秀逸。何か格好いいんですよ。途中途中西之園萌絵との掛け合いで出てくる下らないギャグや何とも言えないギャグも好き。次は、『笑わない数学者』か。定価で買うか、頑張ってBOOKOFFまで行くか…。

□笑わない数学者

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
(1999/07/15)
森 博嗣

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『笑わない数学者(森博嗣)』読了。いやぁ、まずは昨日ツイートした「あ、多分オチ読めたぜ!」のオチが正しくて安堵。はやみねかおる全部読んでたおかげかティンときた。TMCで聞いた見取図探偵の話もティンときた理由の一つかも。オチは読めちゃったけど、やっぱりキャラが最高ですね。たまに、真剣に(?)吹き出してしまうので屋外ではあまり読めない。昔、コミケで「森博嗣」をテーマにした同人誌を買ったことがあったけれど、そろそろキャライメージ持って読めそう。それにしても、ここまで読んだ時点で真賀田四季博士に萌えてしまってしょうがない。大好きだ…! また会いたい、会いたいよぅ。 次は、『詩的私的ジャック』。またまた500p弱なので明日買ってきて読むかな。

□詩的私的ジャック

詩的私的ジャック (講談社文庫)詩的私的ジャック (講談社文庫)
(1999/11/12)
森 博嗣

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んー、前三作と比べ、感想が書きにくいな。キャラは相変わらず良い(S&Mの同人誌探したら実家だったのが残念)。題名通り実に詩的な本。密室は振り回され振り回されの解決って感じで、すとん、とは落ちた。

□帰天城の謎 ~TRICK 青春版~

帰天城の謎 ~TRICK 青春版~帰天城の謎 ~TRICK 青春版~
(2010/05/15)
はやみね かおる鶴田 謙二

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1日に2冊以上読んだのは久しぶりだなぁ。1時間半くらいで読めちゃったけど面白かった。はやみねさんの文体でトリックやるとこうなるのか、って本。はやみねファンとしては買い!の1冊だけど、トリックファンの人にとってはもしかしたら微妙かも。そして「はやみね∧トリック」ファンの人にとってはなかなかの1冊。

□封印再度

封印再度 (講談社文庫)封印再度 (講談社文庫)
(2000/03/15)
森 博嗣

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今までのところシリーズ中で最も厚かったかな。トリックという観点では、ちょっと物足りない部分もあるけれど読めば読むほど犀川と萌絵の会話の面白みが増していくシリーズ。それにしても、「もっと若い時期に読んでおけば良かった」って後悔することは読書中ままあるけれど、このシリーズに限っては今あたりがベストだと切に感じる。理系のノリにしろ、理系の知識にしろ、知らないと折角のジョークすら楽しめないw

□幻惑の死と使途

幻惑の死と使途 (講談社文庫)幻惑の死と使途 (講談社文庫)
(2000/11/15)
森 博嗣

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『幻惑の死と使途(森博嗣)』読了。正直に言ってしまえば、秀作揃いのS&Mシリーズの中ではあんまり好みでないかな。 犀川と萌絵の掛け合いがあまりみられなかったせいかもしれない。トリック自体も「おぉ!」って部分と、うーんって部分と半々って感じでした。

□夏のレプリカ

夏のレプリカ (講談社文庫)夏のレプリカ (講談社文庫)
(2000/11/15)
森 博嗣

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本当は幻惑を最後に一回離れようと思ったんだけど、あんな章構成反則だ。読まなきゃいけなくなてしまったぉ。よく考えたらS&Mで読み終わってからすぐに再読したのはこれが初めてだなぁ。なるほど巧くできていた。しかし、やはり掛け合いがないのはちょっと物足りない。んー、大好きな美少女ゲーのあまり重用視してないキャラの個別ルートをやってる感覚。このフワフワとした読後感はシリーズ初めてだなぁ。それにしても、あと3作で終わりか。明日明後日は一日中バイトなので森さん以外の積んでる短編集に手を出す。

□化物語(上)(下)

化物語(上) (講談社BOX)化物語(上) (講談社BOX)
(2006/11/01)
西尾 維新

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化物語(下) (講談社BOX)化物語(下) (講談社BOX)
(2006/12/04)
西尾 維新

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(上)を読んだ時点での感想
遅ればせながら『化物語(上)』読了。文章は面白いんだけど、一気にだーっと集中して読む本じゃないな、これは。そして、どこまでもリトバス!に似た本。ギャグの方向性も勿論のこと、共通ルートが凄い楽しいのに個別に入ると何だか……なあたりも。

(下)まで読んでの感想
『化物語(下)』読了。いやぁ、上巻読んだ時には「僕は西尾維新にそこまでハマらないかも」なんて呟こうとしたものだけど、下巻に入って無茶苦茶面白かった。さすがに今すぐシリーズ制覇しようとは思わないけれど、傷物語読む気力が沸いてきました。「アニメ化」ってのはいつでも賛否両論があるものだけど、これは十分アニメ化に耐えうるだろう作品だと思う。ただ、活字関連のジョークをアニメでどう表現したのかは皆目見当付かないけれどw上巻で好きになれなかったのは理屈抜きの衒学っぽいシーン。下巻は丁寧に張り巡らされた伏線に好評価。それにしても、一見して社会不適応者である彼。登場シーンから最後のシーンまで、はやみね氏の教授や未来屋を想起したのは僕だけではないはず。

□亜愛一郎の狼狽

亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
(1994/08)
泡坂 妻夫

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探偵像にしろトリックにしろ解決にしろ実にユニーク。最初の2作はちょっとどうかな、なんて思ったりもしたけれど、最後まで読むと実は最初の2作こそがこの本らしいと思えたりもする。一番好きなのは、『曲がった部屋』と『掌上の黄金仮面』かな。面白かった。もうありとあらゆる描写が伏線。実に短編らしい短編で夏休みに読んだ本のベスト3に入れたい。

□Xトーク

X(クロス)トーク (電撃文庫)X(クロス)トーク (電撃文庫)
(2008/06/10)
来楽 零

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1時間前まで読んでいた亜愛一郎と殆ど厚さ変わらないのに片や4時間かかり、片や1時間で読める。なるほど、確かに読みやすい。話自体は実に素朴な怪談話の短編集。恐くはなかったけれど、3話目『子供たちの町』のシステムはなかなか面白かった。しかし、厳密なラノベ読むのは2年ぶりかもしれない。それにしても、すごいスピードで読める。普段、80~100p/hの僕が、230p/hである。んー、何となくモヤモヤした読後感が残るのは伏線的描写が皆無だったからな気がする。結末まで読んでもブツ切られた気分なんだよね。その点では、最終話『七不思議のむこうで』は高評価。

□江戸川乱歩傑作選

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
(1960/12)
江戸川 乱歩

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再読終了。いやぁ、面白かった。芋虫とか人間椅子はオチまで覚えていたんだけど、それでも面白かった。一番好きなのは『人間椅子』か『鏡地獄』かな。『芋虫』はそこまで好きでもないけど多分この先も絶対忘れない。犯人の変態っぽさが良いんですよね。自分まで不安になる感じ。

□配達あかずきん

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
(2006/05/20)
大崎 梢

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「サイン本あるぉ」って創元社からメールが来たとき衝動買いして以来積んでたんだけれど、せっかく書店アルバイトを初めて1ヶ月経ったので読んでみた。分類で言ったら日常の謎になるんだろうけれど、謎自体はそこまで面白くなかったかな。しかし、「書店員による初の本格書店ミステリ」と謳っている帯には何の誇張もない。正に書店ミステリという一冊。あと、巻末の対談も実に面白かったです。「本のお問い合わせこそミステリー」とあったけれど、なるほど確かに。この間「ゲゲゲ」とだけ仰るお客様と必死の問答の末、「ゲゲゲの女房NHK版」をヒットさせられた時のことを思い出す。それにしてもミステリフロンティアは結構読んだけど、どれも面白いので安心して買えて良い。高いけどね。
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柚木みのり

Author:柚木みのり
趣味:女装・読書(国内推理小説)
サークル:大学ではミス研。趣味では同人サークル「きゅうり定数」の主宰です。女装や制服の評論本・研究本を出してます。

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